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鉄砲町
【てっぽうまち】


旧国名:備中

(近世~近代)江戸期~現在の町名。江戸期は津山城下の1町,武家地。明治22年津山町,昭和4年からは津山市の町名。万治年間前後までは林田(はいだ)町から中之町の土手筋に東鉄砲町があったので西鉄砲町と称していた。なお,東鉄砲町は元文元年中之町に編入された。津山城の南西に位置する。東は藺田川を隔てて南新座,西は茅町(明治5年以後は新茅町),北は西寺町に接する。町名の由来は,「津山誌」によれば,森氏が鉄砲組の足軽を当地に置いたことによるという。大砲場があった。町東方の三枚橋の西で,南方の大谷村石山に向かって砲術練習の射撃をした。直線で5町あったことから五丁場と呼んだという。当地には鉄砲製造の技術者すなわち鉄砲師がいて修理から製造まで行った。ほかに鉄砲金具師・鉄砲台師もいた。紙漉屋があり,備中の漉工を雇い,松平家の檀紙奉書を生産した。七五三稲荷と繁守稲荷がある。明治初期の戸数202・人口686(津山誌)。世帯数・人口は,昭和45年279・887,同55年273・760。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7185129