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藤生
【ふじう】


旧国名:美作

吉野川右岸の河岸段丘に位置する。前面に良田の開けた沖積低地がある。地名の由来は不詳だが,「県通史」では古代の藤原部の遺跡であるとしている。南部の字坪ノ内には白鳳期の閻武寺跡があり,畑の中には藤原期の塔の心礎と呼ばれる径2m×1.6mの礎石が残る。また,周辺には布目瓦や瓦塔の破片が多数出土している。元弘の乱に敗れて隠岐へ流される途中の後醍醐天皇はこの寺に泊まり,天王の地を経て南海へ登ったといわれる。
藤生村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
藤生(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7186362