100辞書・辞典一括検索

JLogos

10

大州
【おおず】


旧国名:安芸

大須・大洲とも書いた。太田川三角州の東端,猿猴川左岸の低地上に位置する。地名の由来は,「むかしハ此あたり都て海辺の大洲なりしか,年々砂流溜りおのつから地方となりしを新田に開きける故,大洲といふへきを,後文字あやまりて大須と書けるよし」と伝え(知新集),一説に矢賀村多々万比山に居城し,このあたりを領した大須氏にちなむともいう(同前)。
大須新開(近世)】 江戸期~明治22年の新開地名。
大須新開(近代)】 明治22年~大正5年の広島市の大字名。
大須町(近代)】 大正5年~昭和8年の広島市の町名。
大洲町(近代)】 昭和8~44年の広島市の町名。
大州(近代)】 昭和44年~現在の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7187958