100辞書・辞典一括検索

JLogos

15

奥の内港
【おくのうちこう】


安芸郡音戸町の東岸にある港。町管理の地方港湾。畑・有清・先奥の集落を併せて奥の内と呼ぶ。隠渡の奥の方にあるのでこのように呼ばれる。赤崎と同郡倉橋町境を結ぶ西側湾入部を指す。古来より碇泊港・漁港として知られていた。底質が砂交じり粘土で錨泊に適しており,西風の強い時は機帆船の避難港として利用された。海岸沿いに埋立てが進み,先奥に港がわずかに残る。先奥には船主組合がある。昭和58年では,入港船舶2,922隻,13万7,415総t(うち漁船2,103隻,1万515総t)。海上貨物は移入のみで62t。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7188093