100辞書・辞典一括検索

JLogos

15

蒲刈港
【かまがりこう】


安芸郡蒲刈町と下蒲刈町にまたがる港。港域は上蒲刈島東部の大浦の入江とその北部海面および下蒲刈島の北の見戸代(みとしろ)の入江を含み,三之瀬瀬戸を南の沖へ出る付近まで広がる。沖合いの水深は20~50m以上となり,上・下蒲刈島の間の三之瀬瀬戸でも10~40mである。三之瀬の南側と向の間には,昭和54年に農地構造改善事業による蒲刈大橋が架設され,瀬戸内海大橋の始動に合せた県の中部の諸島での架橋計画の実現に足跡を印した。昭和53年には4万9,000隻463.8万総tの出入船があり(うち,カーフェリー1万3,000隻238.5万総t),乗降人員は119万8,000人で,海上出入貨物の計は252.7万t(出98.1万t,入154.6万t)で,うち自動車の航送が191.2万tを占めている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7188318