倉橋
【くらはし】

旧国名:安芸
安芸南端の島。現在,島の北部は音戸町,南部が倉橋町となっている。「万葉集」巻15に見える「長門島」は倉橋島のこととされている。藤原宮から出土した木簡に,「安芸国安芸郡□里倉橋部□□調塩三斗」(藤原宮出土木簡概報4)が見え,調として塩を貢進しており,また□里の欠字部分が1字であることから,□里は海(あま)里と推定され,倉橋の地名の由来は崇峻天皇の時に設定された名代,倉橋部にあたると考えられる。南部は内海交通の要衝で,鎌倉期には東端の亀ケ首に海賊取締りの警固詰所が設けられ,御家人が派遣された(譜録)。
【倉橋(中世)】 鎌倉期から見える地名。
【倉橋島村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【倉橋島村(近代)】 明治22年~昭和27年の安芸郡の自治体名。
【倉橋町(近代)】 昭和27年~現在の安芸郡の自治体名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7188717 |





