角川日本地名大辞典 中国地方 広島県 28 峠【とうげ】 旧国名:安芸 南から東へかけて権現山を望む山間部に位置する。地名の由来は峠状の地形によるという(国郡志書出帳)。溝ケ迫城(ヒノカゲ城)があった。天文23年陶氏と毛利氏が戦った折敷畑(現廿日市市)の合戦で,当地はその激戦地となった。【塔下(中世)】 戦国期に見える地名。【峠村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【峠(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7189877