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安古市町
【やすふるいちちょう】


(近代)昭和30~48年の安佐郡の自治体名。太田川およびその旧本流古川の流域。安川が東に流れ,古川に合流する。古市町と安村が合併して成立。古市・中筋・東野・中須・大町・上安・相田・高取・長楽寺の9大字を編成。役場は古市に設置。古くから広島郊外の近郊農業地域として蔬菜栽培が活発であり,合併当初は古市に街区を見るのみであったが,昭和40年前後から安川流域の丘陵部では十数か所にのぼる住宅団地が山腹を切り開いて造成され,郊外住宅地と化した。安川はもと古川に並行して南流していたが,太田川改修工事の一環として同30年,中須から古川に放水する小瀬放水路を建設。古川・太田川の改修も進められた。古市を通る県道広島松江線は同27年国道に昇格したが,同34年頃から改修が進み現在の国道54号となる。また古市から安方面へ通じる県道安佐~安古市間の改修も行われ,道路網の整備が進捗したが,交通量の急増に追いつかない状態となっている。県立安古市高校・県立安西高校はそれぞれ同50・54年の開校。昭和48年広島市の一部となり町制時の9大字は安古市町を冠称して同市の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7191339