米満
【よねみつ】

旧国名:安芸
西条盆地の北,黒瀬川の上流域。地名の由来は,新田池という水面約29町の池が,室町期の堤防決壊により水が流れ去り,その跡を田地とし池村と呼んだが,米が満ちるほどの豊作が続いたので,「米満村」に改めたという(国郡志書出帳)。新田池については,「三才図絵」「芸藩通志」「夫木抄」いずれも安芸国とするのみだが,当地に比定される。南の出口は東西に山がせまって約100mあるが,この間を築堤していたことが判明,その一部が崩壊したものと思われる。築堤の中から須恵器の破片など発見,「夫木抄」編集以前の工事とわかる。同池は「水城」「西条盆地の灌漑用水」が考えられている。
【よなミつ(中世)】 戦国期に見える地名。
【米満村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【米満(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7191553 |





