川棚
【かわたな】

旧国名:長門
河棚とも書いた。響灘に面し,豊浦山地の北峰狗留孫(くるそん)山の南麓より発し,日本海に注ぐ川棚川とその支流域および沖積低地に立地する。地名の由来は,川棚川の河口で,毎年6~7月に市が設けられ,両岸の水茶屋が川の中に棚をかけ,涼を求めたことからつけられたという(地下上申)。河口付近北側には,弥生前期~中期の大規模な埋葬遺跡があり,東北の丘陵地には,同時期の住居跡,その後背の城山山頂には,弥生中期の高地性弥生住居跡がある(豊浦町史)。
【河棚荘(中世)】 平安末期~戦国期に見える荘園名。
【川棚村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【川棚村(近代)】 明治22年~昭和30年の豊浦郡の自治体名。
【川棚(近代)】 昭和30年~現在の豊浦町の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7192498 |





