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三瀬川
【さんぜがわ】


旧国名:周防

玖珂(くが)盆地の北西,陣古屋山・峰尾山の山麓に位置し,錦川の支流根笠川の上流域に立地する。地名の由来は,鹿野の猟師小五郎が氏神への立願どおりこの地で鹿3,000疋を捕り,当地を切り開いたが,その折の3,000枚の鹿皮にちなむ(地下上申)という。河内神社の境内に,開拓者狩野小五郎の碑がある。
三瀬川郷(中世)】 室町期~戦国期に見える郷名。
三瀬川村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
三瀬川(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7192982