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森野村
【もりのそん】


(近代)明治22年~昭和30年の大島郡の自治体名。屋代島北岸(内浦)中部,神崎(こうのさき)の西の付け根に位置する。平野・森・和佐・神浦(こうのうら)の4か村が合併して成立。旧村名を継承した4大字を編成。村役場は森に設置された。村名は,合併4か村の中心である森村と平野村の1字ずつをとって森野と命名された。中世,島末荘の東方と西方の境が,森村と平野村の境であったといわれる。森と平野の境に八坂神社(祇園社)が祀られており,そのすぐ後方の小高い丘に薬師堂がある。祇園社と薬師堂は,森と平野の境であるとともに,島末荘東方と西方の境であった。明治24年の戸数888・人口3,538(男1,682・女1,856),寺院2,学校3,船168(徴発物件一覧)。戸数・人口は,同35年790・3,800,大正元年747・3,403,同9年779・2,932,昭和5年755・2,856,同15年739・2,727,同22年891・3,792(県統計)。海外出稼者も多く,ハワイ・アメリカ本土在住者は大正7年には,98人・52人,同9年には,155人・44人(ハワイ移民史)。大島郡出稼ぎ調査によると同8年の在外者数は,ハワイ381人・アメリカ144人・カナダ15人・ブラジル26人・ペルー8人・南米43人・フィリピン36人・台湾25人・中国4人・満州134人・朝鮮173人,計989人。昭和30年東和町の一部となり,当村の4大字は同町の大字に継承。




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「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7194745