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大里
【おおざと】


旧国名:阿波

海部川河口北岸の平野部に位置する。地名は人家の多い村であったことにちなむという。太平洋に面して約4kmに及ぶ大里松原があり,砂丘が形成されている。砂丘上には松原・浜崎・中小路・飯持・前田・五反田の集落が立地し,最も高い浜崎には,県史跡の大里古墳がある。また飯持からは石斧が発見されている。なお浜崎の土中から開通元宝などの古銭69種7万枚が出土している。
大里村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
大里(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7195420