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小泉
【こいずみ】


旧国名:阿波

那賀川支流坂州木頭(さかしゆうぎとう)川に注ぐ泉谷右岸に位置し,西三子山の南斜面の標高550m付近に立地する。地名に関しては弘法大師にまつわる次のような伝承がある。夕暮にみすぼらしい遍路が隣村の高野に来て水を所望したが,忙しいと断られ,当地で親切な老婆に茶を恵まれた。遍路は弘法大師で,お礼にと杖を立てて水を出し,自らの手で岩をうがち一夜の宿りをして立ち去った。その後この地を岩かげ大師と呼び信仰を集めたという(木沢村誌)。なお隣の高野および谷向かいの寺内とは集落が接近しており,経済的にも文化的にも密接な関係にあるところから,3集落の各1字を組み合わせて高泉寺とも称している。
小泉(中世)】 戦国期から見える地名。
小泉村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
小泉(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7195958