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芝生
【しぼう】


旧国名:阿波

吉野川中流左岸に位置する。地内の一部は讃岐山脈と吉野川の間の沖積平野で,大部分は讃岐山脈から流れ出る枯れ谷の河内谷川の左岸に展開する扇状地からなる。地名は,三村用水ができる19世紀以前には,わずかに開かれた粟畑を除いて一面に芝草が生い茂る原野で,牛馬の放牧が行われていたことにちなむといわれる(三野町の文化財3)。芝生寺ノ上からは弥生時代の住居跡が発掘されており,石斧・石錐・工具や弥生土器の破片も出土。芝生風呂谷からは石槍が,馬場からは石鏃を出土するなど,多数の石器が発見されている。字島の前には大森古墳,大塚には大塚古墳,字大善寺には桶川古墳がある。また中世の城郭芝生城があり,「阿波志」によれば,三好長慶の曽祖父である之長の居城で,長慶もこの地で生まれたともいう。
芝生村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
芝生(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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