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中庄
【なかのしょう】


旧国名:阿波

那賀川下流北岸の沖積地に位置する。地名は,中世の荘園に由来するもので,観応2年9月5日の阿波守護細川頼春預ケ状(安宅文書/徴古雑抄2)に見える「立江中庄」を当地のこととする説もあるが,未詳。なお天正年間頃には,観音寺山麓に中庄塁があり,藤原国貞が拠ったというが(阿波志),「城跡記」には「湯浅城 天正十年落城 中庄邑」とあり,湯浅豊後守を主将とした旨が記されている(徴古雑抄7)。地内には,那賀川旧河道を示す「原淵」「ながれ」「上ながれ」「大知淵」や,河跡湖の名残とみられる「千田池」「新の池」などの小字名がある。
中之庄村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
中庄(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7196806