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眉山公園
【びざんこうえん】


徳島市眉山町と八万町にまたがる風致公園。徳島市のシンボルで標高276mの眉山を中心とする都市計画法に基づく公園。都市計画決定は昭和48年12月28日。供用面積は21.5haに及ぶ。眉山の名は山容が眉に似ているためとも,万葉歌人に「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山……」と詠まれたためともいわれる。眉山の山麓に県都が開け,頂上までは南側からは,4kmのパークウエーが通じ,北側の市街地からは792mのロープウエーが頂上まで通じる。眉山公園は桜の名所で,2合目付近には数百本の桜があり,常緑樹が生い茂る。頂上付近は茂助ケ原と呼ばれ,平和記念塔のパゴダや,ポルトガルの文豪で阿波女をこよなく愛したモラエスの記念館(ロープウエー山頂駅)があるほか,土産品店・遊歩道・駐車場や公営宿舎である簡易保険保養センターなどの施設が整備されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7197152