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内海町
【うちのみちょう】


(近代)昭和26年~現在の小豆(しようず)郡の自治体名。小豆(しようど)島の東部に位置し,東は播磨灘に面する。草壁町・安田村・苗羽(のうま)村・坂手村・西村が合併して成立。合併各村の12大字に坂手・西村を加え14大字を編成。なおその際,上村は神懸通(かんかけどおり),下村は草壁本町と改称し1町13大字を編成。昭和32年福田村を編入,村制時の2大字を加え1町15大字となる。町名は地形によるものと思われる。なお,内海の名称は近世初期から使われていた(小豆島今昔)。同55年の世帯数4,806・人口1万5,452。面積は約61km(^2)で小豆島の面積の約36%,人口の約35%を占める。当町のほぼ中央部には小豆島最高峰の星ケ城山がそびえ,山並みが東西にのびる。また東端にも南北に山並みが連なり,比較的平地は少ない。しかし,東南部から西に田の浦半島がのびて天然の良港内海湾をつくり,台風などの避難港として有名。町役場・町病院,内海中学校などが町の中心にあたる安田・片城地区の国道436号沿いに建設されたため,商店・事務所なども集中するようになった。産業は地域により特色があり,福田・当浜地区では石材業,橘・福田・坂手地区は漁業,西村ではオリーブ栽培が盛んに行われる。当町特産の醤油・佃煮は苗羽・安田中心に草壁地区,西村とほぼ全町に及ぶ。運送業は港のある福田・坂手および草壁地区に多い。なお,当町坂手出身の作家壺井栄作の「二十四の瞳」は昭和29年映画化されたが,田浦分教場がその舞台となった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7197929