海老済
【えびすくい】

旧国名:讃岐
「えびすく」ともいい「西讃府志」によれば丹波ともいった。柞田(くにた)川支流の前田川流域に位置し,谷丘が相重なり田畑の少ない山村。標高595.1mの五郎丸(通称三国さん)は讃岐国の最南端に当たる。近くに阿波越え11峠の1つ曼陀(曼荼・満太・万駄とも書く)峠がある。地名の由来は古代中国の制度による都から500里(約300km)以上離れた未開の土地を意味する荒服(えびすふく)が転訛したものか。また,夷人(えびす)を籠め置いたの意「エビスクイ」が転訛したものともいう(西讃府志)。なお,曼陀峠は近隣山間に隠棲する平家落人の子孫が集まって,一族の心霊を弔う曼荼羅供の祭場であったとも伝える。
【海老済村(近世)】 江戸期~明治23年の村名。
【海老済(近代)】 明治23年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7197965 |





