角川日本地名大辞典 四国地方 香川県 30 古三崎【こみさき】 三豊郡詫間町,荘内半島にある岬。半島の先端部(三崎)から約2.5km東寄り,生里(なまり)~肥地木(ひじき)間の西,燧(ひうち)灘側に約750m突出する。最高地点の標高62.2m。集落は無く,周囲の海岸には,花崗岩を貫いて噴出した安山岩や凝灰岩の大石が群がり,それらが海食を受けて奇岩絶壁をなす。この海岸を錦根(きんね)海岸と呼ぶ。荘内半島先端の三崎に対して,古三崎と称す。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7198576