坂ノ上村
【さかのうえむら】

(近代)明治23年~大正11年の自治体名。はじめ山田郡,明治32年からは木田郡に所属。春日川の中・上流域,由良山の山麓から讃岐山脈の支脈に連なる丘陵地に至る平地に位置する。坂元・上田井の2か村と高野村の一部が合併して成立。旧村名を継承した3大字を編成。地名は坂元村・上田井村の各1字を取って名付けたものと推測される。明治24年の戸数749・人口4,296(男2,195・女2,101),寺5,学校3,水車場2(徴発物件一覧)。同30年頃には呉服商4・酒醸造商3・酒醤油醸造商1・醤油製造所1・油製造商1・万荒物商4・料理商3・売薬商2・古道具商1・菓子商2があり,所得納税者14・尋常有資産家1(繁昌懐中便覧)。大正9年の世帯数856・人口4,081(男2,009・女2,072)。幅員東西24町・南北1里4町,面積0.381方里(木田郡誌)。主要地方道三木国分寺線沿いの川島と県道西植田高松線沿いの川久保には大きな商店があった。木田郡内で一番盛んといわれる酒醸造業の中心川島酒造は大正8年の創業。由良山から出土する由良石は土木建築資材として明治末期頃から有名になる。明治39年円座~川島間に,その後元山~川島間に乗合馬車が通る(県史)。明治26年高松高等小学校から分離独立した上田井高等小学校を設立,同41年廃校(山田町史)。大正11年川島町となる。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7198627 |





