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三条町
【さんじょうちょう】


(近代)昭和15年~現在の高松市の町名。もとは鷺田村万蔵の一部(字三条)。御坊川の支流が同川に合流するところに位置する。地名は古代条里制に由来し,箆原(のはら)郷の南端は坂田郷3条17里でもあった。江戸期当地内に三条別館があった。3代藩主松平頼豊(恵公)の世子修理大夫の別荘である。のちにその館は大護寺住職の隠居所となり,幽篁軒とよばれたが,明治17年に廃墟となる。道路は地内を南北にかつての仏生山街道,現在の国道193号がその東部を高松琴平電鉄琴平線が通る。世帯数・人口は,昭和16年78・416,同28年120・682,同40年799・2,753,同50年1,432・4,428,同55年1,511・4,468。高松郊外の住宅地化に伴って人口が急増した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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