出作
【しゅっさく】
旧国名:讃岐
高松平野のほぼ中央に位置する。出作とは,農民がその居住地から他の領主の田畑に出向いて耕作することをいい,当地名もそれに由来するものであろうが未詳。小地名として前原・東原・西原と原のつく地名が多いが,これはもともと水掛かりが悪く,早くから水田には不適の土地で,年によっては草原になる荒地であったからであろう。
【出作村(近世)】 江戸期~明治23年の村名。
【出作(近代)】 ①明治23年~昭和31年の多肥村の大字名。
【出作町(近代)】 昭和31年~現在の高松市の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7198768 |