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善通寺
【ぜんつうじ】


旧国名:讃岐

南に象頭山,西に火上山,東に如意山を控えて位置し,北東部には平地が広がる。地名は古刹善通寺に由来している。古くから開け,弥生時代以降の原始・古代の遺跡に富み,そのうち逸することのできないものに宮が尾絵画古墳がある。古墳時代後期と推定される円墳で大きな石積みにより構築された横穴式石室をもち,正面奥の鏡石には騎馬の武将と多数の舟が描かれている。玄室左側中央壁面にも武将の姿が刻まれており,これらは彩色されない線刻画である(さぬきの遺跡・善通寺市史)。古代・中世の美術品にもみるべきものは多く,名刹善通寺所蔵のものとしては,藤原後期のものとされる木造地蔵菩薩立像,藤原中期の木造吉祥天立像,中国宋時代の舶載品と考えられる金銅錫杖頭などがある。これらはすべて国重文に指定されている。また藤原中期の装飾経である国宝一字一仏法華経序品も所蔵されている。
善通寺村(近世)】 江戸期~明治23年の村名。
善通寺村(近代)】 明治23~34年の自治体名。
善通寺町(近代)】 明治34年~昭和29年の仲多度郡の自治体名。
善通寺市(近代)】 昭和29年~現在の自治体名。
善通寺(近代)】 明治34年~昭和29年の善通寺町の大字名。
善通寺町(近代)】 ①昭和29年~現在の善通寺市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7198903