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津島神社
【つしまじんじゃ】


三豊郡三野(みの)町大見にある神社。祭神は素戔嗚命で,同じ大見の深尾正八幡神社の境外末社。津島は海岸から250mの沖合いにあり,安山岩の柱状節理による周囲300mからなる小島である。古くは三野津寄港の目標で,2代目安藤広重も描いた景勝地である。「西讃府志」に文禄年間の津島神の奇瑞と勧請が記されている。宝永年間に社殿が造営され,昭和8年に津島橋がつくられ,例祭日には歩いて渡れるようになった。8月の例祭には,国鉄が臨時駅を設けるほどにぎわう。現在では牛馬の神,子供の守護神として有名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7199109