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弦打山
【つるうちやま】


室町期以降の歌枕。江戸期の「金毘羅参詣名所図会」に,「郷東川の東,西浜村の向ふに聳ゆ。俗に郷東山といふ」とあり,現在の高松市鶴市町の東,香東川下流の東岸に連なる。石清尾山から浄願寺山にかけての山々。「つるうちの山より出づる月影は弓はりとこそいふべかりけれ」(読人しらず,夫木抄20)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7199136