泊
【とまり】
旧国名:讃岐
本島の南部中央に位置する。南部中央から海岸線に沿って北東に松ケ浦・宮ノ浜の集落が続く。地名の由来は古くから港が開けていたことから起こっている。地内には史跡・文化財が多い。正覚院は天平年間創建の古刹で,理源大師生誕の地と伝え,同寺の鎌倉初期の木造観音菩薩毘沙門天・不動明王像,および工芸品線刻十一面観音鏡像(牡丹模文鏡)はいずれも国重文。日本武尊伝説をもつ木烏神社がある。中世塩飽(しわく)水軍の根拠地の1つ。
【泊浦(近世)】 江戸期~明治23年の村名。
【泊(近代)】 明治23年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7199202 |