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八幡神社
【はちまんじんじゃ】


坂出(さかいで)市川津町にある神社。旧郷社。祭神は品陀和気命・息長帯比売命・武内宿禰命。川津地区の産土神で大宮八幡とも称する。社伝では,貞観元年山城国石清水八幡宮を分祀したといい,当初は飯野山東麓の川津之宮に配祀し,明応2年現在の大束川近くの平野部に遷座したと伝える。永禄11年兵火で焼失,元和2年・元文5年改築の記録がある。「全讃史」に大宮八幡として,「此の近村の旧社なり。是を以て大宮と称す。近村の八幡祠は,多くの此の社より分つと。祭田租一石四斗。宝珠院其の祭を主どる」とある。明治5年村社に列し,同18年郷社に昇格した。例祭は10月17~18日。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7199444