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八幡神社
【はちまんじんじゃ】


香川郡直島町にある神社。旧郷社。祭神は仲哀天皇・応神天皇・神功皇后。社伝によれば,応神天皇が吉備行幸の際立ち寄った故地に,42年後社殿を造営,直島の産土神としたという。応永3年社殿を再興し,その時山城国石清水八幡宮の神霊を合祀した。同5年浜辺に遷座。仲哀天皇を東殿に,神功皇后を西殿に,応神天皇を中殿に祀るので,八幡三柱大神とも称したと伝える。「直島旧跡順覧図会」によれば,7石5斗余の社領があったという(香川叢書)。別当は極楽寺。明治5年郷社に列格。参道入口にある花崗岩製の明神鳥居は,江戸初期のもので,県文化財。例祭は10月14日。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7199454