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八坂神社
【やさかじんじゃ】


綾歌郡飯山(はんざん)町下法軍寺にある神社。旧郷社。祭神は須戔雄尊・稲田姫命・脚摩乳神・手摩乳神。古くは牛頭天王と称した。社伝によれば,須戔雄尊が南海遊漁の時当地に立ち寄り,その後讃岐国造武殻王がその故地に出雲須賀神を奉斎し,天平勝宝2年社殿を造営して当地の守護神としたという。「讃岐国名勝図会」も同様のことを伝えるが,別に京都八坂神社から勧請したともいう。天正年間兵火にかかって焼失,元禄6年に再建された。その後宝暦4年・同12年・万延元年にも社殿が造営されている(棟札)。井上郷の産土神。明治5年郷社に列格。例祭は10月19日。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7199968