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屋島神社
【やしまじんじゃ】


高松市屋島中町にある神社。旧県社。祭神は東照大神(徳川家康)。相殿に頼重大神(松平頼重)を祀る。讃岐東照宮ともいう。慶安4年松平高松藩祖頼重が,祖父徳川家康を祀るため石清尾山麓の旧香東郡宮脇村(現高松市宮脇町)の本門寿院克軍寺境内に山王社を建立したのが創祀。文化12年8代藩主頼儀の時,現在の屋島南嶺のふもとに日光風の社殿を造営,屋島東照宮と称した。造営には14万両を費やしたという。松平氏の氏神として代々の藩主に信奉され,松平氏寄進の甲冑・太刀が現存する。明治4年冠岳神社と称し,同7年現社名に改称して県社に列格。同15年には藩祖松平頼重を合祀した。昭和48年失火で社殿を全焼し,翌49年12月再建された。例祭は4月17日。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7199973