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朝日八幡神社
【あさひはちまんじんじゃ】


松山市南江戸町にある神社。西山の麓の朝日谷にあるので,この社名がつけられたのであろう。祭神は品陀別命・息長帯姫命など。郷社。社伝によると,持統天皇の代に創建され,はじめ沼戸明神といったが,のちに山城国山崎八幡神を勧請したという。伊予守護河野通克の命によって,延文6年平範有が今の地に社殿を再建し,山崎八幡大神宮と改称したといわれる。さらに応永19年,河野通成が社殿を増築した。近世に入り,加藤嘉明が篤く崇敬した。明治3年,朝日八幡大神社と改称した(新編温泉郡誌)。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7200153