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勝岡八幡神社
【かつおかはちまんじんじゃ】


松山市勝岡町にある神社。祭神は小千御子・息長帯比売命・品陀和気命。郷社。はじめ中野山にあったが,永享年間に焼失したので現在地に再建され,勝岡八幡と呼ぶようになったという(旧跡俗談)。秋祭りには郡内の諸集落の氏子が神輿を担って,お旅所まで100mの直線コースを疾走する一体走りの行事があり,神輿が左右・上下に動揺せず,一直線に疾走することが賞讃される。宝暦4年付の「和気郡代官日記」に,「勝岡八幡宮出走込み」とあり,このころすでにこの神事が行われていたことは明らかである。市無形文化財。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7200817