角川日本地名大辞典 四国地方 愛媛県 5 小漕港【ここぎこう】 越智(おち)郡岩城(いわぎ)村の北端にある港。古くは小漕川の河口の入江を利用した港であったが,対岸の広島県瀬戸田町・因島市などへの渡しとして重要であった。昭和40年ころからのフェリーの発展により岸壁が整備され,同53年には3か年の改修工事により大型浮桟橋が完成し,物揚場や防波堤延長工事が続けられている。年間入港船舶は約2,000隻・60万t,乗降人員は9万人である。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7201386