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美川スキー場
【みかわすきーじょう】


上浮穴(かみうけな)郡美川村の大川嶺山塊の北部にあるスキー場。標高1,400~1,100mの山腹緩斜面を利用。美川峰・美川平・中央ゲレンデの3地区に区分され,面積は100ha。昭和35年愛媛山岳会・国鉄バス・県スキー連盟・地元の大谷地区の協力によって開設。昭和40年には長さ613mのリフトも完成した。主な施設としては,スキー管理事務所・県スキー連盟合宿所・美川村林業研修センターや,宿泊施設として美川観光会館・大谷荘・大川嶺荘・ロッジ美川などがある。駐車場は第1~第3まであり,乗用車約700台が収容できる。南国四国のスキー場としては降雪量も多く,1~3月の間スキーができる。夏はキャンプ場としてもにぎわう。キャンプ場付近はナラ・シデ・カエデ・ブナなどの天然林も保存されている。道路は国道33号の御三戸から登り,スキー場までは12km。うち中腹の大谷までは,昭和25~31年に大谷林道として建設。大谷より上は,スキー場の開設に伴って建設された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7203208