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香北町
【かほくちょう】


(近代)昭和36年~現在の香美郡の自治体名。物部川中流域に位置し,西部に赤塚山,北部に神賀川・鉢ケ森・御在所山などの高山が連なる。主要集落は河川段丘上にある。大宮町と在所村が合併して成立。合併各町村の38大字を継承。町名は,香美郡の北部に位置することによる。昭和36年の人口9,617。昭和37年香麓橋が竣工し,猪野々公民館および神賀橋付替工事完了,さらに有線放送電話第3期工事も終了し,利用戸数1,555戸となる。同年香北・在所両森林組合が総会で合併議決。大宮在所地区農業委員会が統合を前提に解散,香北町農業委員会が発足した。同38年には町内有線放送電話と局線電話との接続工事がほぼ完了。同39年暁霞(あかつか)・美良布・在所の3農協が合併し,香北町農協として発足。同年渓鬼荘を復旧して観光客に開放。同40年には下白川簡易水道,給食センターと大宮小学校特別教室完成。さらに猪野々開拓地桑園6haの造園も完了。同41年猪野々開拓道地区間外道第2期工事4,260m・谷相関連林道第3期工事1,300mおよび西川小学校プール,猪野々西ケ丘開拓道竣工。同年広報「かほく」創刊号発行。同年の水稲作付面積629ha(香北町史)。同42年香北町第1回文化展開催。物部テレビジョン局開局。昭和42年当町が優良町村として全国町村会より表彰を受けた。同53年中央簡易水道施設完成。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7204937