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十和村
【とおわそん】


(近代)昭和32年~現在の幡多郡の自治体名。四万十(しまんと)川中流域に位置する。十川村と昭和村が合併して成立。合併各村の19大字を継承。昭和33年十和村国保診療所開設。同年木炭生産は衰退しはじめ,椎茸振興計画が樹立された。同35年十和村商工会設立。同36年国鉄予土線窪川~江川崎間の工事開始。同38年村庁舎完成。同年台風9号襲来による被害内訳は,流失家屋29軒・全半壊8軒・浸水家屋109軒,橋梁流失23・大破1,道路欠壊160か所,耕地浸水流失田68町・畑84町,罹災世帯107。同年轟および野々川字戸口を昭和に編入,18大字となる。同46年総合開発センター完成。同49年国鉄予土線開通。同51年シイタケ生産量(146t)が全国町村単位で全国1位となる。同年の四万十川漁業水揚高は総額12億1,559万円うち鮎8億2,137万4,000円・ウナギ3億6,496万円・イダ1,201万2,000円・その他1,724万4,000円となる。同52年日系米人椎茸栽培視察団33名来村。同53年第4回全国水問題シンポジウムを開催。同55年の産業別15歳以上就業者数総数2,583人,内訳は,第1次産業1,367人・第2次産業529人・第3次産業687人。同56年土地面積計1万6,360haうち田200.17ha・畑293.77ha・宅地41.33ha・山林1万2,815.07ha・その他3,009.73ha。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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