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中谷
【なかだに】


旧国名:土佐

国分川の支流中谷川最上流域の山間に位置する。古くは当地一帯を上倉郷と総称し,地名は,旧上倉郷のほぼ中央部に位置する中ノ谷の意ではないかと考えられる。天正16年の戸山分亀岩村他二村地検帳には,「戸山西之内下中谷地検帳」および「戸山西之内上中谷地検帳」と記された部分に,それぞれ「下中谷」「上中谷」などと見える。下中谷の検地面積は,計2町4反余で37筆,うち御直分9反余・下中谷六助給1町5反余となっており,御直分は本田1反余・出田2反余・荒田25代余・切畑4反余,六助給は本田5反余・切畑6反余。上中谷の検地面積は,計4町7反余で47筆,うち御直分1町4反余・上中谷吉助給3町2反余となっており,御直分は本田5反余・出田7反余・切畑1反余,吉助給は本田6反余・出田5反余・切畑2町余。下中谷・上中谷としては,計7町1反余で,84筆のうち屋敷数14(居屋敷9)。地内のホノギとしては,下中谷にカケヤシキ・キト口・トネ谷口・カミヤシキ・向田・桜ハタせノヒウラ,上中谷にサクラ渡瀬・馬トコ・藤カ谷・宮ノ谷・神林・新テン・トリクビ・上ヤシキ・石田などがある。
中谷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
中谷(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7207066