集
【あつまり】

旧国名:豊前

貫山の東に連なる高城山の東麓に位置する。地名の由来については「集ハモト神集ノ字ヲ用ヒシトイフ。宇佐宮奉幣使通行ノ節ハ京都郡一円ノ神官当地ニ集リ諸神ヲ勧請シテ奉迎セシトゾ」とある（京都郡誌）。また人家の集住，あるいは協同作業の時の集合地とも思われる。農耕に関する小字名が多いので，純粋の農耕集落であろう。
【集村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【集(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7208931