100辞書・辞典一括検索

JLogos

33

石垣
【いしかき】


旧国名:筑後

鷹取山北西麓に位置する。地名の由来は,石を多く集めた所の意とも(太宰管内志),昔天から輪宝石という霊石が降り,それをとり囲んだ地の意とも(寛延記)いう。大塚古墳や平原古墳群があり,近世の「寛延記」には大小の塚穴(古墳)が山中に545か所あると記す。南へ耳納(みのう)山鷹取越えの古道が延びる。山中には,新田城跡,城氏の古城跡,あま塚などがある(寛延記)。
石垣(中世)】 鎌倉期から見える地名。
石垣村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
石垣(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7209090