稲富
【いなどみ】

旧国名:筑後

矢部川とその分流が形成した扇状地に位置する。地名の由来は，一説では稲の豊富な生産地を意味するともいう。延暦３年宇佐八幡の分霊を勧請，榊の木で社を稲富村・福島村境界に建立したという（八幡宮由緒記）。
【稲富村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【稲富(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7209238