角川日本地名大辞典 九州地方 福岡県 42 稲元【いなもと】 旧国名:筑前 中世までは稲本と書いた。釣川中流域の平野部に位置する。地名の由来は,地元では稲作の発生の地であることによるという。仁平4年銘の滑石製経筒(国宝)が出土した。【稲本村(中世)】 平安末期~戦国期に見える村名。【稲元村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【稲元(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7209244