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江川村
【えがわむら】


(近代)明治22~41年の遠賀(おんが)郡の自治体名。若松半島西部。北は響灘に面し,江川・遠賀川流域に位置する。蜑住(あますみ)・有毛・乙丸・大鳥居・小敷・高須・払川・塩屋・浅川の9か村が合併して成立。旧村名を継承した9大字を編成。村名は江川流域に位置することによる(県史資料3)。役場を蜑住に設置。合併時の戸数558・人口2,853,地積は田373町・畑145町・山林1,015町・原野385町など計2,420町。明治24の戸数441・人口3,036(男1,554・女1,482),厩98,寺院3,学校3,船108(徴発物件)。同39年には全戸数の62%が農業に従事(遠賀郡是)。同41年島郷村の一部となり,村制時の9大字は同村の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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