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大三輪村
【おおみわむら】


(近代)明治22~41年の自治体名。はじめ夜須郡,明治29年からは朝倉郡に所属。筑後川支流小石原川中流右岸に位置する。大塚・弥永(いやなが)・依井・高田・野町・久光の6か村が合併して成立。旧村名を継承した6大字を編成。役場を野町に設置。村名は,弥永にある郷社の名による。合併時の戸数619・人口3,420,地積は田338町・畑219町・山林84町など計632町。明治24年の戸数619・人口3,610(男1,886・女1,724),厩182,寺院3,学校2,水車場3(徴発物件)。主産業は農業で,野菜・果樹栽培が盛んである。明治41年三輪村の一部となり,当村の6大字は三輪村の大字に継承。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7209794