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大牟田
【おおむた】


筑後平野の南端に位置し,西は有明海に面する。大牟田川・堂面川・諏訪川など5つの水系があり,東に三池山,北に甘木丘陵がある。牟田とは湿地帯を意味し,江戸期の「三池郡田隈組村誌」では,昔は大成牟田村といったとある。毘沙門堂を中心に集落が形成され,この毘沙門堂は,天文7年に大牟田沖の波間で発見したという毘沙門像を三池藩代官となる古賀氏が屋敷内に勧請したことに始まるという(毘沙門堂略史)。北屋敷に古賀氏の居宅があった。
【大牟田村(近代)】 明治初年~明治22年の村名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7209795