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香住ケ丘
【かすみがおか】


(近代)昭和31年~現在の町名。1~7丁目がある。はじめ福岡市,昭和47年からは同市東区の町名。もとは福岡市浜男・唐原の各一部。町名はこの付近の字名霞ケ丘と香山にちなむ。昭和25・37年に県営住宅が建設されたことから住宅地として発展。一帯は博多湾に面した小高い岬をなし,突端に牧ノ鼻の地名もあるが,近年隣接地域の海岸埋立てにより,地形的特徴は薄れつつある。西鉄香椎花園前駅には昭和14年創業の遊園地香椎花園がある。近年は公共施設の建設が進む。同56年の世帯数2,630。地内の琵琶橋は盲僧が琵琶を橋にして溝を渡った故事に由来する地名という。昭和56年唐原の一部を編入。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7210049