角川日本地名大辞典 九州地方 福岡県 12 片島【かたしま】 旧国名:豊前 貫山の東に連なる高城山の南麓,小波瀬川流域に位置する。字寺屋敷・猟師ケ谷・猪熊にかけて縄文・弥生・古墳時代の遺跡が発見されている。西方・南方に広がる耕地には条里の地割が認められる。上片島の浄土院にはもと同名の寺院があった。仏教関係の小字名も多い。【堅島荘(中世)】 南北朝期~室町期に見える荘園名。【片島村(近世)】 江戸期の村名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7210066