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鐘ケ江大橋
【かねがえおおはし】


筑後川に架かる橋。大川市鐘ケ江と道海島を結ぶ。橋長422m,幅員12m。主要地方道佐賀大川線が通る。慶長年間に始まり大正14年に県営となった鐘ケ江渡船があったが,住民の架橋の要望が強く,昭和48年に着工し同56年に完成。一帯は,筑後川下流のデルタ地域の,微細な沖積上の軟弱な地盤であるため橋脚工事は困難を極め,感潮河川で水位変動があり,船舶の通行も多いため,橋台工事も難工事であった。この架橋により,陸の孤島といわれたこの地域の交通事情は改善され,発展が期待される。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7210153