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上商人村
【かみあきんどむら】


旧国名:筑後

(近世)江戸期~明治4年の村名。筑後国三潴(みずま)郡のうち。花宗川下流左岸に位置する。地名の由来は,河川舟運に関係する商人が居住したことによると伝え,下商人村に対応する。はじめ柳川藩領(田中氏),元和6年からは久留米藩領。平野組に属す。村高は,「元禄国絵図」68石,「在方諸覚書」の古高100石余,「天保郷帳」68石余。文化4年には本田4町余・開田2畝余・畑4畝余・居屋敷6畝余(農政農民史料集)。明治4年商人村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7210205