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上小山町
【かみおやままち】


(近代)明治7年~昭和41年の町名。江戸期の博多の1町小山町上が改称して成立。明治12年の戸数57・人数227,人民共立小学校(男24・女5),物産は酒・博多織帯地・焼物人形類,民業は工20戸・商22戸(福岡区地誌)。明治11年福岡区,同22年福岡市に所属。御笠川下流左岸に位置する。明治22年の戸数54・人口288(福岡市誌)。明治末期の電車道の開通で同町の西側の人家は後退し,道幅は広くなり,博多停車場から博多港,福岡中心部へ通じる主要道路となり,一帯はメーンストリートとしてにぎわった。昭和20年の空襲はまぬがれた。戦後この通りは大博通りと呼称される。同41年御供所町・冷泉町となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7210244